こんにちは!
チューリップと窓です。
最近書きたいことがうずうず出てきました。
そう、それは妊活について。
わたしもそんなお年頃。
今回はわたしの目線で、感じたことを書いていこうと思います。
励ましてほしい、背中を押して欲しいという方には、
言葉尻がきつく感じるかもしれません。
記事の内容が合わないと感じた方、無理せずタブを閉じて、他の楽しい記事を読んでいってくださればと思います^^
では、いってみよう!
働くことと治療のバランス
まず、私たち働く女が治療に取り組むのはそれなりに大変ではあります。
わたしが感じた大変なことをご具体的にご紹介します。
なぜ働きながらの治療は難しいのか?
体の周期も、病院も、仕事も、空気を読んでくれない
まず、当然ですが、治療自体は女性の生理や、排卵の周期に合わせて進んでいきますよね。
なので、
「生理がきて何日以内に病院に来てくださいね〜」
という事が、
治療が続く限り、毎月の如くあるわけです。
「え、先生…その時は仕事が忙しくて難しいかもしれないのですが…」
「じゃあ、今周期はお休みにしとく?」
「いや、それはちょっと…わかりました!なんとか上司に相談してみます」
「よし!じゃー頑張ろうね!あ、それまでに同意書が必要だから平日に持ってきてね。郵送はだめなので」
(え!そのためにまた休まないとだめなんですけど)
そう、平日だろうが、仕事が超絶多忙な週だろうが、なんだろうが、その時間は休みをとって病院に行かないといけない。
通勤が長い人は病院での待ち時間が長ければ長いほど、電車の乗り継ぎのタイミングが合わず、思ってたより遅い時間での出社になったり。
それから、数々の検査や薬。
この日の治療の後は安静に過ごしてください!
何日までに同意書を持ってきてください!
あ、病院は平日16時までしかやってません!
それと、郵送は受け付けてません。
等々。
あなたの体も、病院も、あなたの心中をお察ししてくれないし、空気も読んでくれないのです。
その度に、なんかすみません。。。と思いながら、上司に有休取得のお伺いをたてるのです。
残念ながら夫も空気は読んでくれない
うちの夫のっぽさんは、病院には比較的同行してくれてますし、必要な書類の提出にも協力的ではあります。
そこはいいが、どうもわたしの地雷を踏みにきます。
治療の段階が進むに連れ、男性は置いてきぼりになるんでしょうね。
男性不妊の治療もありますが、治療はどうしても女性側のやることが多いです。
自ら情報を集めにいくパートナーでなければ、今どんな治療をしているか、女性がどんな状態かはほとんどわからないかも。
高度医療に進むにつれて、ホルモン剤などの治療が始まるんですけど、
やっぱり薬なので、体が浮腫むとか、疲れやすいとか、イライラしたり、太りやすくなったり…
大なり小なり副作用があるんです。
それがわかってもらえない。
体調がイマイチな時に、
「ね、コーヒー淹れてくれる?」
とかゴロゴロしながら言われると、
(お前の頭から熱々のコーヒーを浴びさせてやろうか!?)
となるわけです。
今日の味方は明日の敵。
上司と同僚の理解は必須
治療の状況によっては、頻度高めにお休みを取らないといけなくなります。
治療の状況や、病院の治療の進め方にもよりますが、生理と排卵のタイミングで行くことが多いので、治療の進行状況にもよりますが、最低でも月に2回は通院になるでしょう。
なので、職場の理解は必須です。
でも不妊治療だし、職場で噂が広待って欲しくないとか、仕事に穴あける奴だと思われたらどうしようとか…未だに不安要素もあったりして、職場でなかなか言いづらいのではないかと思います。
ですが、自分が休むことで、他の人に仕事のフォローをしてもらうことも出てくると思うので、やはりある程度理解を得ておきたいところです。
理由はオブラートに包んでも良い
これはわたしの考えですが、職場などへの理由の説明について、大真面目に不妊治療のため…って言わなくてもいいと思うんです。
ちなみにわたしは言いませんでした。
(でも、どんどん嘘ついていいってことではないので誤解しないでくださいね。)
あくまで周りが納得して、理解を得られる事が必要。
それぞれの職場の雰囲気があると思うので、これなら納得してくれるだろう。という説明をしたらいいと思います。
ちなみにわたしは、
家族の都合で月に2ー3回程度の通院が必要なことがあります。
とだけ伝えました。
最近はコンプライアンスにうるさい企業も多く、ある程度説明したら、それ以上は踏み込んではいけないみたいな風潮があるようです。
うちの会社もそういうところが厳しいので、その説明で十分納得してもらえ、上司の理解も得ることができました。
職場で、みんなに伝えなくて良いが、誰に伝えるかポイントは抑える
理解を職場のみんなにしてもらう必要はないかなと思っています。
どちらかというと、ポイントを抑えることを大事にした方がいいかと思います。
わたしは、最小限の必要な人に上項のようなことだけ伝えて、もし仕事に穴を空けざるおえない状況になった時に、
カバーしてもらえるように と チーム全体になるべく迷惑がかからないように
ということを意識して、こんな人たちにお伝えしました。
- 直属の上司、部長
- チーム内で信頼されている理解力の高い人
- 自分が休んだ場合に実際の仕事のフォローをしてくれるであろう人
詳細を伝えずとも、直接真剣に話をすると、温度感を感じ取って協力的になってくれるものです。
逆にイタズラに噂話を広げたいだけの人もいるのでそういう人には用心して、伝わらないようにしました。
体ももちろん空気を読まない。ただ、健康に新陳代謝をしてくれることに感謝しよう
ここまで不妊治療の大変さばかりを書いてしまいました。
確かに治療が長引けば長引くほど、精神的にも、肉体的にも、金銭的にも負担が大きいです。
でも大事なことがあります。
それは、自分の体には何よりも感謝しようということです。
空気を読まずにくる生理、排卵。ホルモン剤投与による体調不良。
それら全部、体が健康じゃないと起きないことで、治療を進めていくためにどれも大切なこと。
まずは自分の体をめっちゃ褒めてあげてください。
今月も健康に新陳代謝してくれてありがとう。と。
そして大事に思ってあげてください。
最後に
よく知識のない人は、不妊治療と聞くだけで、女性側の体に何か問題があるんだろう
と哀れみの目で見てきたりします。
その人たちは、治療のことをよく知らないんです。
不妊治療はどちらか一方のものではありません。
どちらも改善することがあったり、また、どちらにも何も問題がなくても治療に通わないといけないケースがあります。
まずは、治療を頑張ってくれてる自分の体にたくさん感謝して、
自分を恥じず、
むしろ希望する道にまっすぐ歩もうとしてる自分たちと、自分の体を誇らしく思ってくださればと思います。
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